2010年10月23日土曜日

エイプを復旧中(その1)

 職場のK君のエイプが駐輪場からさらわれて、無残な姿で発見されるという、ショッキングな事件が実は発生しておりました。
 警察から「見つかった。」との連絡を受けて引き取りに行くと、ありとあらゆる部品が外されており、ディスク化したフロントホークは、ノーマルのドラムブレーキに戻っていました。(見たとき、殺意が芽生えましたよ・・・。マジで。)
 普通はココで心が折れてバイクを乗り換えると思うのですが、K君は再生を誓いました。
 そんなわけで、kenbohが復旧作業(というか、レストア?)を行っております。
 先週のネタのリヤブレーキオーバーホールは、コレのブレーキです。

 本日は、太くなったシリンダーにカツを入れるハイカムの組み込みと、消滅したマフラーとビッグキャブの取り付け作業を試みました。

 タンクとシートも消滅しているので、シリンダーヘッドカバーは簡単に取り外せます。むなしい・・・。
 カムギヤを外して、チェーンが落ちないように針金で括り、ロッカーアームAssyを外します。
 カムシャフトを交換し、チェーンテンショナーを外してから、ロッカーアームAssyを組み付けて、フライホイールのタイミングマークに合わせて、カムギヤとチェーンを取り付けてます。
 最後にテンショナーの組み付け・調整をして完成です。










 続いて、マフラーを取り付けます。
 マフラー取り付け用のネジ類も消滅していたので、純正部品を入手しておきました。
 特に悩むこともなく、着々と組み付けていきます。
 組み付け時、素手では触らずに組み付けないと、油分がついて、熱で焼き付きが起きて、せっかくのマフラーが汚くなってしまいます。
 マフラー接続用のスプリングが硬かったので、バイスグリップに挟んで、ハンドパワー全開で引っ張って組み付けました。










 続いて、キャブを付けようと取説を眺めていると、ノーマルキャブについているスタッドボルトを取り外して、移植すると書いてあります・・・。
 ネジロックで固着しているスタッドボルトをどうやって外せと言うのか・・・。折れちゃうぞ・・・。
 また南海部品に純正部品を注文に行って、本日の作業は終了です。

 しばらくはエイプと戯れる週末が続きます。K君、俺頑張るよ・・・。

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